招待講演者

鈴木　賢治　　Kenji Suzuki Laboratory

（ 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 兼 World Research Hub Initiative (WRHI) 情報・人工知能研究国際ハブ 兼 工学院情報通信系 兼 超スマート社会卓越教育院 特任教授）

博士（工学）（名大）。日立メディコ技術研究所研究員、愛知県立大情報科学部助手、シカゴ大放射線医科学科助教授、イリノイ工科大医用画像研究所准教授、現在、東京工業大学科学技術創成研究院特任教授。
機械・深層学習、コンピュータ支援診断、医用画像処理・認識及び人工知能（AI）の研究に従事。研究成果の社会実装（FDA・薬事承認、製品化）に成功し、それらは世界中の病院で使われている。近年話題の深層学習と同様の手法を20年前に発明・開発し、従来技術では成し得なかった医用画像処理や検出不能であった病変の特定を可能にし、AI支援診断システムの性能を向上させた。
115編の論文を国際論文誌に掲載、14編の教科書を執筆。13,000の論文被引用回数で、研究者のh-indexは52。36の特許を米国・日本で出願、その内13の特許は登録済み。その多くは米国の企業にライセンス供与された。NIH、NEDO、JSTなどの多数の研究費（約18億円）を獲得。欧米の主要な研究費の審査委員、50以上の国際論文誌の編集長・編集委員、98の国際会議の大会長を歴任。120の国際会議・大学での基調・招待講演。45の国際的メディア（新聞・雑誌）への掲載。5つの国際会議発表賞、3つの国際ジャーナル論文賞を含む20の国際賞を受賞。